仕事をする上で、時間配分のうまい人とそうでない人の差が目につく事があります。
同じ患者、同じ条件で同じ業務を果たしているはずなのに、ある者は10分、ある者は15分、ある者は30分とそれぞれ異なる時間で仕事を終えるのです。
ではなぜ、同じ患者、同じ条件で同じ業務を果たしているはずなのに、こんな事が起こってしまうのか、その理由について検証していってみたいと思います。
まず、仕事が終わったらあなたは何をしようと考えているでしょうか?
買い物?晩酌?デート?…そう、きっと仕事を忘れてパーッと遊ぶなり何なりしたいに違いありません。
仕事の時間配分が上手い人というのは、この仕事の後の一時に対する熱意がハンパないといいます。それだけこの息抜きは大事なのです。
そこで、要はご褒美となるこの息抜きを真面目に考えるところから始めてみましょう。
そしてその息抜きを何にするか決まったのならば、それを実行する為の時間を決めるのです。
例えば、「今日は夜9時まで開いているショップへ買い物に行きたい。仕事は頑張れば8時には終わる。」
そうやって目標時間を決めてみてください。それだけで少しやる気が出るに違いありません。
が、きっと中には、この8時まで時間がまだまだあるにも関わらず、どうやって“頑張って”8時まで仕事を終わらすべきなのか悩む人も少なくないから困ったものです。
ここで思い出して欲しいのが、学生時代にあった時間割です。1時間目、休み時間、2時間目、休み時間…そうやってただ書かれているだけの紙なのに、それを実際になぞっていくだけで1日のスケジュールがきれいに終わっていくのはすごいと思いませんか?
そこで役立てて欲しいのが時間を書き込めるスケジュール帳です。そこに1つ1つの物事の目標時間を書いていき、それになぞって仕事を進めていきます。
そんなのでうまくいくかと侮るなかれ、意外にもうまくいくから驚きなのです。
なぜなら、こうやって時間割を作っていく事で、どこに休み時間、つまり空いている時間があるのかが分かってくるから。
そしてその空き時間を利用して仕事する事ができ、あれよあれよと目標の8時までに仕事を終わらせられるではありませんか!
こうやって改めて考えてみると、時間配分というのは意外と難しくありません。なんせあとは自身の動きだけなのですから。
まずはお昼ご飯の時間でも目標に、ぜひ始めてみてはいかがでしょうか?